
夜中に暑くて目が覚めると、「あぁ、夏だなぁ」と思います。
エアコンを切タイマーセットしますと、ブゥーンという音と共に、すぐに熱気を吸い取り始めてくれて、その代わりにサラサラとした心地よい風をはき出してくれます。
ベッドに倒れこみ、涼しい空気に「あぁ、ありがたや・・・」といつも最後まで思う間もなく、またすぐ眠りにおちるのですが、一番気持ちいいのは・・・やっぱり自然の風。
大して疲れを感じていたわけでもありませんが、それでもなんだか「今日はだらんとしてみるかなー」と思いまして、昼間から映画を観ることにしました。やみくもに外に散歩に出るには、ちょっとあまりにも陽射しが・・・でしたので(←ひよわ)。
「スカーフェイス」はちょいと前に、金髪髭ケンさんに借りていたものなんです。170分あるので、出来たら一気にと思って観るのが延び延びになっていましたが、今日やっと。昔一度観ていたのですが、何度観てもさすがの迫力でしたねー。主演のアル・パチーノ、そしてサスペンス物を撮らせたらやはりこの人は・・・というブライアン・デ・パルマ監督の演出。しかもなんと脚本が、いまや名監督のオリバー・ストーン、そして音楽がジョルジオ・モロダー(オーケストラとか使わないで、シンセサイザーのサウンドで押し通す人。でも独特のロマンチックなサウンドを創るんですよね。僕はこの人のサウンドトラックはいつも大好きなんです)という、僕にとっては夢のようなスタッフの布陣が敷かれている映画です。キューバからアメリカに渡った若者が、裏社会で成り上がり、そして孤独な最後・・・という、いわゆるギャング映画なんですが、悪~い英語がいっぱい出てきます(笑)。ハードな映画ですが、その後こういう映画をずいぶん観た覚えがありますので、ずいぶんフォロワーを出した映画なんだと思います。
「愛の叫び」は、あのルワンダのジェノサイドを題材に扱ったカナダの映画です。
あまり有名ではないようですが、「ルワンダの涙」「ホテル・ルワンダ」をご覧になった方には、是非とも見ていただきたい映画です。特に先の二本に強烈なショックを受けた身としては、ルワンダのジェノサイド・・・本当に、十数年前に起こった出来事とは、今だ信じがたい思いがしますが、現実なんだということの、補完として。お話の軸はカナダ人映画作家と、ルワンダ人女性とのラブ・ストーリーですが、とっても切なく、4痛々しく、・・・そして恐ろしい映画でした。あぁ、人間って、ここまで残酷になれてしまうのか。そして、その残酷な現実に直面せざるえおえなくなってしまった時、人間は、僕は、どこまで耐えることができるんだろう。観終わってしばらくは、呆然としてしまうかもしれません。僕は、そうでした。
カーテンを開け、窓を開け放ってみると、実に心地よい風が。エアコンの何倍も気持ちいい。そのまま、またもやソファで・・・眠りに落ちてしまいました。しかも、ぐっすり。気がついたら、外がすっかり暗かったという(笑)。あらー、結構疲れてるのかな、やだなー(笑)。
今日映画を観ながら食べたもの。ポップコーン、ポテチ、柿の種、ジャガポックル・・・するめイカ(←出た(笑)!)
ずーっと食べっぱなしでしたー(笑)。
うむ、明日はちゃんと動こう。でも、今日のもう少しの残り時間は、まただらだらするぞー(笑)。
なんなら、今からもう一本映画観たいんだなー。映画、大好きー。
・・・お腹も減ったー(←こんな時間に(笑))。
ではー。
----
あ、また東北で大きな地震。神奈川県東部も、揺れました(うちは大丈夫です)。テレビをつけましたら、最大震度6強と伝えられてますね。相当強い地震ですが・・・大丈夫かな。くれぐれも、大きな被害の無いことを祈るばかりです。やだな、みんな寝静まってるこんな夜中に・・・。日本は地理的に、今までもこれからも、地震とはずっと付き合っていかなきゃな特殊な国なんですよね。起きてしまった今となっては、くれぐれも、割れたガラスなどを踏まぬようお気をつけて、としか・・・。